チームの生産性を高める!チームビルディングにオススメのゲーム10選
「チームの団結力を高めたいけど、なかなかうまくいかない…」
「チームビルディングを成功させる方法を知りたい」
「チームビルディングに有効なゲームがあれば知りたい」
このようにお考えの経営者・人事の方も少なくないはず。企業におけるチームビルディングは、利益向上において必要不可欠といっても過言ではありません。そこで今回は、チームビルディングに役立つゲームをご紹介します。
- チームビルディングのポイントがわかる
- チームビルディングに役立つゲームがわかる
- チームビルディングの成功事例がわかる
プロジェクトを円滑に進めるためには、チームの仲を深めることが重要といえます。そのキッカケとして「ゲーム」は大いに有効です。一風変わったおもしろいゲームもたくさんあるので、ぜひ自社のチームビルディングに役立ててください。
チームワークを高めるには?
まずは、「チームワーク向上のためのノウハウ」を簡単にお伝えします。あらかじめ以下のポイントを押さえておくと、スムーズなチームビルディングができることでしょう。
チームワークが企業、職場で必要な理由とは?
企業や職場においてチームワークが重要視される理由はいくつかあります。なかでも代表的なものは、下記の3つです。
- 採用コストの低下により業績が上がるから
- ビジネスサイクルが短縮化される時代だから
- グローバル化が進んでいるから
「チームワークがある=既存社員の生産性が高い」といえ、そのため採用コストの低下も期待できます。また現代では、激しい変化に合わせて新たな商品・サービスを生み出すことが求められています。強固なチームが作られていれば、新たなアイデアをスムーズに生み出し「ビジネスサイクルの短縮化」も可能となるのです。
また、グローバル化が進む現代において「多国籍な人材・多様なスキル」を受け入れ、チームワークを向上させることは、さらなる企業成長にもつながります。より詳しい内容は下記の記事にて紹介しています。
≫ よく聞く「チームビルディング」の本当の意味とは?目的や方法を詳しく解説
チームワーク向上による効果とは?
チームワークの向上によって、「社内コミュニケーションの活発化」「社員・会社の生産性が上がる」といった効果があらわれます。今まで以上にメンバー同士の意見交換が活発になり、社内の雰囲気がいっそう盛り上がったり、メンバーの生産性も上がります。そして、一人ひとりが「より良い商品・サービスを提供しよう」と考えるように。最終的には会社の生産性アップにもつながるのです。
チームワーク向上のポイントとは?
チームワーク向上にはいくつかのポイントがあります。大きく分けて「目標達成のための手法」「チームが仲良くなるための手法」の2つです。
- ビジョンの共有
→「自分たちにはどんな思いがあるのか?」「どうすれば世の中が良くなるのか?」を明確にする - 明確な目標設定
→ビジョンを具体的に「行動」に落とし込む - 情報のオープン化
→数字だけでなく「プロセス」も共有し、チームワークを高める - 経営陣によるフィードバック
→チームが出した成果を「さらに磨くため」にフィードバックを行う
- ゲーム → 緊張をやわらげる
- イベント → 関係性を強くする
- アクティビティ → チームに一体感をもたせる
- ワークショップ → 個人の自主性を高める
- 社内SNS → 日常のコミュニケーションを活発にする
チームビルディングにオススメのゲーム10選
それでは早速、チームビルディングに有効なゲームをご紹介します。数あるゲームの中でも、私たちがとくにオススメしたいものを10個ピックアップしました。
室内で楽しめるゲーム
まずは屋内でできるゲームをご紹介します。会社のオフィスでも簡単に実践できるゲームです。
タワーの高さを競う!「ペーパータワー」
チームビルディングの定番ともいえるゲーム。チームごとにわかれ、新聞紙やクラフト紙を使って「より高いタワー」を作るゲームです。チームでの協調性をはじめ、冷静さ、粘り強さが求められます。また「どのように紙を使えばタワーが高くなるか」というチーム内での戦略立ても重要です。
実施時間:1〜2時間
対象人数:12〜100人(1チーム 4〜6人)
「無言」でチーム力をやしなう「バースデイライン」
制限時間内にチーム内で「誕生日の早い順」に一列で並ぶゲームです。最大のポイントは「無言」でおこなうこと。言葉を発さずにジェスチャーなどを使って列を作ります。チームとしての協調性をはじめ、言葉を介さずに相手の気持ちをくみとる「ノンバーバールコミュニケーション」も同時に学べます。
実施時間:15〜30分
対象人数:15人〜(チーム戦も可)
定番中の定番!「ジェスチャーゲーム」
お題さえあれば準備なしでも簡単にできる、定番中の定番のゲームです。やり方も非常にシンプル。出されたお題に対して「ジェスチャー」だけを使い、チームのメンバーに伝えます。正解したら次の人がジェスチャーを行い、いちばん早く最後の人が正解したチームが優勝です。
実施時間:15〜30分
対象人数:10人
屋外で楽しめるゲーム
続いて屋外でできるゲームをご紹介します。走り回るゲームから、ハラハラドキドキのゲームまでさまざまです。
チーム戦で行うのがオススメ「しっぽ取りゲーム」
文字どおり、参加する全員に「しっぽ」を付けておこなうゲームです。ルールはいたって簡単。自分のしっぽを取られないように、他の人のしっぽを取ります。チームビルディングを目的とする場合は「チーム戦」でおこなうのが良いでしょう。2チームにわかれることで、チームで戦略を考えたり、協調性が身についたりします。
実施時間:15〜30分
対象人数:20人〜
チームの協調性が試される「フープリレー」
フラフープを使ったゲームです。まずチーム全員で手をつないで輪をつくり、輪の一箇所だけ解いてフラフープを入れます。そこから一度も手を話さずにフラフープをぐるっと一周させるゲームです。ルールは自由に決められますが、「タイム制」にすると、チームの協調性が発揮されるでしょう。
実施時間:15〜30分
対象人数:16〜100人(1チーム8〜50人)
ハラハラドキドキなチーム戦「サバイバルゲーム」
専用の敷地内で、エアガンを使って相手チームと戦うゲーム。通称「サバゲー」とも呼ばれています。やや難易度は高めですが、チームビルディングには大いに役に立つでしょう。リーダーから指示を出したり、お互いに敵チームの情報を共有したりしながら、敵陣の攻略を目指すゲームです。
実施時間:数時間
対象人数:10〜20人
短時間で楽しめるゲーム
次に、短時間で楽しめるゲームをご紹介します。
メンバー同士に親近感が生まれる「漢字自己紹介」
文字どおり、漢字で自己紹介をおこなうゲームです。自分を「漢字1文字」であらわし、その字を見て他のメンバーがその理由を答えます。自分ではなく相手のことを紹介するため、チーム内に親近感が生まれるわけです。このゲームは、チームが作られてまもない頃におこなうのがオススメ。
実施時間:15〜30分
対象人数:5人〜
紙一枚でチームが仲良くなれる「似顔絵当てゲーム」
チームごとにわかれ、お題となった人の似顔絵を描き、それを他のメンバーが答えるゲームです。お題は誰でもOKですが、芸能人など範囲が広すぎると難しくなってしまいます。会社内の誰か、にするとゲームが盛り上がるでしょう。室内かつ短時間でチームが仲良くなれるのでオススメです。
実施時間:30分〜1時間
対象人数:5人〜
ちょっぴりユニークなゲーム
最後に、ちょっぴりユニークなゲームをご紹介します。
謎解きがチームの関係性を深める「リアル宝探し」
屋外で宝探しをおこなうゲームです。チームにわかれて制限時間内にお宝を探すわけですが、ところどころに謎解き要素が含まれているため、まさに「チーム力」が必要となります。チームとしての協調性はもちろん、個々の積極性や発想力が求められるゲームです。
チームビルディング研修としての「リアル宝探し」を提供している会社もあります。もし会社内に十分な敷地があるのなら、自社オリジナルの宝探しを実施するのも良いでしょう。
実施時間:数時間
対象人数:20〜200人
それぞれの個性を知れる「クッキング」
チームビルディングの方法としては珍しい「クッキング」。とくに決まったルールはなく、チームで料理をつくり、おいしく食べるだけです。クッキングを始めるまえに「作戦タイム」として役割分担などを決めます。
「単なる料理がチームビルディングに役立つの?」と思うかもしれませんが、クッキングには「メンバーの新たな一面を知れる」というメリットがあるのです。リーダー的な役割をやるのは誰か? 裏で皿洗いや下準備をしているのは誰か? など、メンバーの特性やスキルが見えるようになります。
実施時間:2〜3時間
対象人数:10人〜
チームビルディングゲームのまとめ
本記事では、チームビルディングに有効なゲームについて、以下のようなポイントをお伝えしてきました。
- チームビルディングのポイントがわかる
- チームビルディングに役立つゲームがわかる
- チームビルディングの成功事例がわかる
チームワークを高めるキッカケとして「ゲーム」は大いに有効といえるでしょう。今回ご紹介したゲームを導入することで、チームの仲が深まる上に、今まで滞っていたプロジェクトも円滑に進むようになるかもしれません。「今よりもっと売上を伸ばしたい」と考えている経営者・人事の方は、ぜひ今回のゲームを取り入れてみてください。