距離を越えて、全社員に経営者の思いが浸透 | 導入事例 | Talknote

距離を越えて、全社員に経営者の思いが浸透

株式会社ネクシィーズグループ
株式会社ネクシィーズ エネルギー環境事業 本部長 佐々木 龍 株式会社ネクシィーズグループ 管理部 総務課 課長代理関 一憲

1987年に創業し、2004年に東証一部に上場。主力事業である初期投資オールゼロ「ネクシィーズ・ゼロシリーズ」に加え、より安価な電気を供給する「ネクシィーズ電力」を開始。また、電子メディア事業では、電子雑誌、ソリューションが好調に推移。世界初の3Dクレーンゲーム「神の手」をリリースし、ゲームメディアという新しいメディアを創造中です。

課題

  • 情報の受け取り側のキャッチアップが遅れ、業務スピードに影響が出ていた
  • プライベートなチャットツールを利用していたが、情報漏洩のリスクがあった

効果

  • 社員が社内情報に敏感になり、大切な情報を確実に届けられるようになった
  • 会社の方向性や経営陣の考え・思想が役職関係なく全社員に行き渡った
  • 社員の熱量の差がなくなり「本部 – 支社」の距離を越えて、事業を推進できるようになった

現場への情報の浸透が
確実に早くなった

Talknote導入前の状況について

関様:本来、風通しも良く、経営陣と現場との距離も近かったのですが、経営陣の考えや思いを知るために、頻繁に更新される代表のブログを自分たちから見に行く慣習がありました。

佐々木様:そのような代表の発信のおかげで会社の動きはしっかりと現場に伝わっていましたが、具体的に経営陣が何を考えてそのような動きを取っているかまでは伝わるのに時間がかかっていたと思います。また、現場の情報を経営陣に伝える時も、階層状になっていて、伝達のスピードも遅くなりがちでした。受け取り側の情報のキャッチアップが遅くなることで、伝達後の行動も遅くなり、業務上、致命傷になる可能性もありました。当時、業務連絡のツールとしてメールに加えてLINEの利用もしていましたが、LINEはあくまでプライベートなツールで、社内情報を社外に送ってしまう可能性はゼロではなかったんです。なので、業務利用には適していないと感じ、LINEの利用を控えるようにしたんです。このような背景からTalknoteの業務利用を推奨しました

浸透の過程について

佐々木様:Talknoteの浸透には多少時間がかかりました。それまではテレマーケティング事業でしたので社内での業務がメインで「業務連絡はメール」という意識が強く、メールからTalknoteに移行することは難しかったです。しかし、2012 年にエネルギー環境事業(法人営業)に移り変わると同時に外出が多くなることで、Talknoteが一気に浸透していきました。

株式会社ネクシィーズグループ インタビュー風景

Talknoteは
マネジメントの補助ツール

現在、担当している事業について

佐々木様:現在は、株式会社ネクシィーズでネクシィーズゼロというパッケージを提供しています。LED照明、冷蔵庫、厨房機器などを初期費用無料でレンタル導入ができるというサービスです。全国に11拠点、メンバーは330名程度いますので、遠方とのコミュニケーションが不可欠になる部署です。

グループについて

<ホットライン>
担当者が不在の時、お客様から会社に問い合わせがあった場合に、担当している社員の名前と問い合わせ内容を投稿するグループです。このグループは関係者、担当者の上長が見られるようになっていて、コメント欄で折り返しの電話をしたか、問い合わせに対してどのような回答をしたかを確認することで、連絡の抜け漏れを防げますし、回答内容の共有などが実現できます。

<全国施工速報>
LED照明を提供していますので、お申し込み後、施工を行います。「全国施工速報」は施工完了報告をするグループです。このグループの良い部分は、一体感を醸成できる点です。私たちは夜間に施工を行うことがあります。夜間って、他のメンバーと作業時間が異なるので寂しいじゃないですか。しかし、Talknoteに完了報告をすることで、メンバーが「いいね!」を押したり、「お疲れ様です!」とコメントをしてくれます。そうすることで、作業時間や作業場所が異なっていても一体感が出ますし、メンバーのモチベーションアップにもつながります。

<日報>
日報として「本日の結果」「明日の目標」「本日の所感」を投稿してもらっています。また、デリケートな内容は直接メッセージを送ってもらっています。口頭で部下と振り返りができない日でも所感やメッセージを見ることで、社員の気持ちや考えていることがわかります。

佐々木様:私にとって、Talknoteはマネジメントの補助ツールになっています。LINEとは異なり、Talknoteは誰が既読/未読かまでわかります。投稿を見ていない社員にだけ、リマインドを送れば良いので、確認作業が簡単にできます。また、投稿した情報に誤りがあったり、間違ったグループに投稿をしてしまったりしても、その投稿の編集・削除ができます。メールやLINEは一度発信をしてしまったら、そのようなことはできません。発信することが多いマネージャー側としてはありがたいツールですね。

関様:佐々木の使い方と私の使い方は異なります。佐々木はマネージャーとしての使い方ですが、私はお知らせをする時に利用をします。仕事柄、全社へ向けての周知が多く、この時期だと消防訓練の実施などを周知しますね。こういったお知らせは、メールを送るだけ、掲示板に貼り出すだけだと一方的なコミュニケーションになってしまう傾向があります。しかしTalknoteに投稿しておけば、確実に伝わると思っています。なぜなら、Talknoteを導入したことで、社員が社内情報に敏感になったからです。Talknoteは会社の情報が詰まっています。つまり、Talknoteを見ないことは、社内情報を自分から取りにいっていないことになります。そこでTalknote を積極的に見ようという雰囲気が醸成されてきているので、私からすると、安心して周知ができます。あとは、1対1のコミュニケーションをあえてグループへの投稿で行っています。理由は、確実に情報が行き届くからです。例えば、「◯◯をしておいてください」という業務の依頼に対して、本人がその投稿に気がついていないとしても、その周囲の人がその投稿を見かけたら、依頼をされた人に口頭で伝わりますよね。このようにして、情報が確実に伝わります。これをメールで実現しようと思ったら、CCにメンバーを追加して・・・と非常に労力のかかる作業になります。

株式会社ネクシィーズグループ インタビュー風景

『オールネクシィーズ』を
実現できている

導入後の効果

佐々木様:社内のほとんどの情報がTalknote に集約されていて、社内の連絡が全てTalknoteで完結するんですね。なので、もう、Talknoteがないと仕事が回らないですよ。今や「Talknoteにあげといて」「コメントしておいて」「メッセージ送っといて」「メンションつけといて」などTalknoteに関する言葉が社内言語になっていますからね。

関様:Talknoteは会社の教科書、Wikipediaのような存在になっています。Talknoteを見返すと、新入社員でもすぐに社風を知ることができますし、グループ会社への理解も深まります。例えば、ハクビ総合学院(株式会社ハクビ)はM&Aでネクシィーズグループの一員になったのですが、最初は互いに何をやっているのか把握ができていなかったんです。しかし、Talknoteにはグループ会社のメンバーも含めて、全員が参加していますので、ハクビの事業内容から思想まで知ることができ、相互理解につながりましたね。

佐々木様:また、「本部 – 支社」の距離を越えて、事業を推進できるようになりました。高松支社は10名ほどしか在籍していませんから、メールやLINEを利用していたら、一部の役職者を除き、情報共有がその10名に限定されてしまいます。しかし、Talknoteだったら全社員が参加していて、一つの投稿に対して「いいね!」が100、200個つきますし、リアクションが全国から返ってきますからね。加えて、理念浸透という点でも助かっています。会社が向かっている方向性、経営陣の考え方や思想を役職に関係なく、みんなが平等に見ることができます。一つの投稿で盛り上がりを共有できますし、社員の熱量も同じになります。その熱量は、本社だけではなく、遠方にいる高松支店でも変わりません。弊社代表が語る『オールネクシィーズ』を実現できていると感じています。

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