「指示待ち」から「自発的に動く組織」へ!スタッフの成長スピードが“明らかに”加速した Talknote活用術とは? | 導入事例 | Talknote

「指示待ち」から「自発的に動く組織」へ!スタッフの成長スピードが“明らかに”加速した Talknote活用術とは?

福田真広厩舎
調教師福田 真広

2017 年開業。大井競馬場(東京都品川区)所属。「静かでいて、しなやかに強く」をコンセ プトに掲げ、フィジカルだけでなくメンタルも重視した調教と飼養管理を行う。2025 年に は年間 31 勝を挙げ、キャリアハイの成績を達成。2025年 9 月からTalknote を導入し、現在(2026 年 6 月)は全スタッフ 8 名で利用中。

https://fukudastable.com/

課題

  • LINEで情報共有していたが、情報が多すぎて埋もれていた
  • 情報を共有しても「自分事」として捉えてもらえず、同じミスやトラブルが繰り返されていた
  • 重要な記録関係は紙に記録していたが、特定の情報を探すのに時間と手間を要していた

効果

  • すべての情報が適切に共有できるようになり、過去の膨大なデータへも簡単にアクセス可能になった
  • やり取りが全体にオープンになったことで他メンバーの考えや動きが可視化され、以前よりもスタッフの成長が早まった
  • 現場の管理をスタッフへ一任できる体制が整い、経営者としての仕事に専念できるようになった
  • 牧場で調整を行っている競走馬のチェックに時間をかけられるようになったことで、年間31 勝というキャリアハイの成績達成へと直結した

適切に情報共有できず、
同じミスやトラブルが繰り返し起こっていた

導入前の課題

Talknoteを導入する前は、日々の業務連絡やスタッフ間の情報共有にLINEを使用していました。LINEではスタッフ一人ひとりとの個別LINEと、組織全体用のグループLINEを使い分けていたのですが、全体LINEのほうはとにかく情報が多すぎて大事な情報も埋もれてしまう状況でした。

そのため、ミスやトラブルがあったときに全員に気をつけてほしいからと全体LINEに投稿するのですが、情報に埋もれて自分事として受け取ってもらえず、その結果、同じようなことが起きることも珍しくありませんでした。

実際、スタッフが目を離した隙に落馬事故が起こったときに、全体LINEで「今後は目を離さないように」と指示を出したのですが、メッセージが流れて伝わっておらず、翌日も同じように目を離してしまうことがありました。

落馬によって馬が興奮して走り回れば、故障につながり、目標とするレースに出走できないばかりか最悪の場合は引退に追い込まれることも考えられます。もちろんスタッフ自身の労災事故にも直結しますので、情報共有の重大さを感じつつも、情報を共有したつもりになって満足してしまい、実際の業務には活かせていなかったのです。

また、馬の治療や装蹄(そうてい)の記録など、重要な記録関係はすべて紙に手書きで残していました。紙に書いて残してはいるものの、その場に行かないと内容を把握できません。さらに、後から「あの馬の過去の治療歴はどうだったか」「前回の装蹄のときにどんな問題があったか」を遡って見直そうとしても、膨大な紙の情報から特定の馬の情報を探すだけでも大きな手間がかかっていました。

Talknoteの導入経緯

こういった課題を抱えていたこともあり、以前から何か良いツールがないか探していました。ひと通り目を通したのですが、実際に使ってみないとわからなくて導入には至りませんでした。

そのようななか、エクワインレーシング代表の瀬瀬獣医師に何か良いツールはないか相談した結果、「うちは今、こういうツールを使っているよ」とTalknoteをご紹介いただきました。

実際に瀬瀬先生がTalknoteを使っているスマートフォンの画面を見せていただいたところ、操作がとても簡単そうで、テンプレート機能があったり、自分たちで自由にフォルダ分けができたりするメリットも大きく、「これなら操作も簡単だし、みんなも違和感なく受け入れてくれる」と感じて2025年9月に導入しました。

情報格差がなくなって強い組織へと成長。
あわせて、日々の業務効率化も同時に実現

よく使うノート

[治療内容]
日々の治療を記録するノートです。文字だけでなく、必要に応じて画像や動画もセットで投稿しています。担当スタッフだけでなく全員で厩舎全体の馬を見る体制をとっているため、このノートを活用して状況を共有し、今後同じ怪我があった際に対策できるようにしています。

福田真広厩舎 Talknote利用例 [治療内容]福田真広厩舎 Talknote利用例 [治療内容]福田真広厩舎 Talknote利用例 [治療内容]

[装蹄]
装蹄の記録を残すノートです。たとえば、裂蹄・蟻洞などの蹄の病気や「装蹄のときに暴れて嫌がる」といった馬の癖をメモしておくことで、担当が変わっても状況がすぐに把握できるようになりました。

福田真広厩舎 Talknote利用例 [装蹄]福田真広厩舎 Talknote利用例 [装蹄]

[レース・能力帰着報告]
レースを終えた馬が厩舎へ帰ってきた後の状態を記録するノートです。レース直後には分からなくても、時間が経って厩舎に戻ってきてから歩様の乱れや打撲・外傷などの異常が見つかることも珍しくありません。画像付きで共有できるので、私自身がすぐに現場へ見にいくべきか、そのままスタッフに任せて大丈夫かの重要な判断材料になっています。

また大井などの地方競馬は砂の上を走るため、レース中に顔へ砂を浴びて目を傷つけてしまうことがあります。その際、痒みで擦って悪化させないように眼帯を装着するのですが、その状況も併せて共有しています。

福田真広厩舎 Talknote利用例 [レース・能力帰着報告]福田真広厩舎 Talknote利用例 [レース・能力帰着報告]福田真広厩舎 Talknote利用例 [レース・能力帰着報告]

[速歩歩様チェック動画]
「追い切り」という強い調教を行った後と、レース翌日をメインに、馬が歩く姿を動画で撮影して投稿するノートです。動画で記録を残すことで、現場にいなくてもリアルタイムに状態を判断できるようになりました。

また、これまでは、歩様に違和感があって獣医師に見せる際、その都度馬を砂の上に引っ張り出して歩かせて見せる必要がありました。足の洗浄などその後の手入れを含めると1回につき10〜20分もの時間がかかっていましたが、今は、Talknoteにある動画を獣医師に画面上で見せるだけで済むため、時短と効率化そして馬の福祉に繋がっています。

福田真広厩舎 Talknote利用例 [速歩歩様チェック動画]福田真広厩舎 Talknote利用例 [速歩歩様チェック動画]

必要な情報へ一瞬でアクセスできるだけでなく、
テンプレート機能で、報告の抜け漏れも完全に解消

よく使う機能

[検索機能]
キーワードを入力することで、該当する投稿を検索できる機能です。投稿された期間・投稿したメンバーを指定して検索することもできます。日々膨大な情報がTalknote内に積み上がっていきますが、たとえば検索窓に馬の名前を入力するだけで、その馬に関する過去の投稿へ一瞬でアクセスが可能です。

[投稿テンプレート]
定型のフォーマットをテンプレートとして設定しておける機能です。

あらかじめ決まったフォーマットが用意されているため、スタッフは日付や馬名、数字などを入力するだけで簡単に投稿が完了します。報告の基準が統一されたことで、必要な情報の抜け漏れがなくなったのも大きなメリットです。

また、文字をたくさん打ち込む必要がないため、最初はツールの導入にやや抵抗を感じていたスタッフも、1週間ほどですぐに慣れて積極的に使ってくれるようになりました。

福田真広厩舎 Talknote利用例 [投稿テンプレート]福田真広厩舎 Talknote利用例 [投稿テンプレート]

[シェア機能]
投稿やメッセージを、他のノートやメッセージにそのまま転送(共有)できる機能です。

ノートに投稿された内容の中から、今後も全員が守るべき仕事のやり方や注意点などがあれば、このシェア機能を使って別のノートに蓄積しています。

これまでは「暗黙のルール」が多く、新人に伝わりづらいことが課題でした。Talknoteでルールを明文化してからは、新人もやるべきことをすぐに理解できるようになり、教える側の負担やストレスの軽減にも繋がっています。

福田真広厩舎 Talknote利用例 [シェア機能]福田真広厩舎 Talknote利用例 [シェア機能]福田真広厩舎 Talknote利用例 [シェア機能]

スタッフの主体性が伸びて成長スピードが加速。
経営に全振りできるようになってキャリアハイ31勝を達成

導入後の効果

導入前に課題だった情報共有については、Talknoteによって問題なく解消されました。さらに副次的なメリットとして、スタッフの意識にも明らかに大きな変化が生まれています。

具体的には、導入前は私からの指示待ちになりがちでしたが、やり取りがオープンになったことで、私が指示を出さなくても、スタッフがTalknoteで過去の経緯や状況を自ら把握できるようになりました。その結果、現場で自発的に考えて動き、課題を解決できる組織へと変わったのです。

スタッフ一人ひとりに前向きさが出て成長スピードが早くなり、今は私が現場に張り付かなくても安心して業務を任せられています。これが私の働き方改革にも繋がり、経営や外回りに全振りできるようになりました。計10箇所以上の牧場へ馬を確認しに行く際も、時間と心に余裕ができたことで、一頭一頭じっくり触りながら責任者と質の高い会話ができるようになり、小さな見落としがなくなりました。

こうした変化とあわせて、レースの成績へも良い影響が出ており、2025年は年間31勝を挙げてキャリアハイを達成しました。さらに、今年は6月時点で早くも21勝と、2025年を大きく上回るペースで勝ち星を重ねています。

勝てばスタッフにも賞金が入るため、モチベーションが上がって相乗効果が生まれています。今後は「8名のスタッフ一人一人と重賞を勝ち、表彰台からの風景を一緒に見ること」「厩舎生え抜き馬で東京ダービーを勝つこと」という2つの目標に向かって、Talknoteをさらに活かしていきたいです。

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